みりんの選び方

みりんには、本みりん、みりん風調味料などがありますが、
どのようなものを選んでいますか?

 

ホンモノのみりんは、全シェアの4%しかなく、

その中に5社が頑張っているというのが現状です。

 

★みりんはおいしい!
ホンモノのみりんは、おいしく飲めます。(アルコールがあるので、適量に…)
みりん風調味料は、私は飲み込むことができないぐらいまずく感じました。

まずいものを料理の中に入れて、おいしくなることはないと思うので、
できる限り飲めるみりんを選んでほしいと思います。

 

★みりんの原材料
ホンモノのみりんの原材料は、『もち米』『米こうじ』『焼酎』です。
焼酎まで自社で作っている所も限られたところです。
できたらこれだけが書いてあるものを選んでほしいと思っています。

 

ただ、先ほど述べたように、市場の4%しかシェアがないので、
普通のスーパーでは、なかなか手に入らないのが現状です。

 

★スーパーでのみりんの選び方
『本みりん』と書いてあれば、大丈夫かな?と思う方も多いかもしれませんが、
少し注意が必要です。

 

①お酒を扱っているスーパーでみりんを選ぶこと
みりんはお酒に分類されるので、酒販免許がないと販売ができません。
お酒を扱っていないお店に置いてあるみりんは、
「みりん風調味料」や塩を添加した「発行調味料」として、
お酒として販売できないものが売られています。

 

②本みりんの原材料を見ること
スーパーで販売している本みりんの原材料の多くは、
『もち米』『米こうじ』『アルコール』となっています。
これだけが書いてある物でしたら、良いと思います。

 

★注意が必要なこと
本みりんには、上記原材料以外に『糖類』が入っているものがあります。
なぜかというと、焼酎でなくアルコールで作ると甘味が少ないので、
糖類を添加して、甘さを調整しています。

みりんを購入する時は、本みりんを手にとって、
原材料に『糖類』が入っていないものを選んでくださいね。

 

★その他
ものによっては、もち米や米こうじにをタイ米にしているケースも多いです。
こだわりたい!という方は、国産を選ぶのも良いでしょう。

(一社)国際食学協会の通信教育『食学調味料講座』の監修をしています。学ばれた方は『食学調味料アドバイザー』の資格取得も可能。私が直接指導する、資格取得講座も行っています。

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調味料エバンジェリスト(伝道師)

      下倉 樹(いつき)

・一般社団法人国際食学協会 理事

(食学調味料講座 監修) 

 
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良質な調味料を選ぶメリットについて書いています。